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保育園について

光と影のつみ木広場

2023.11.29

街を作った後は端に寄って皆で作った街を眺めます。


「トンネルがあるね!」
「あっちはピラミッドかな」
「橋がかかってるところもあるね」

しばらく街を眺めたあと、
「おじさんね、沖縄電力に電気止められちゃった」
と言うと電気が消えました。

「暗くなるとなにかが欲しくなるね」と
おじさんが子どもたちに問いかけると、
口々に「あかり!」「ひかり!」「でんき!」と
声が聞こえてきました。

「暗くなるとわくわくの雰囲気が出たね」
つみ木おじさんの優しい声でこどもたちは
これから何が起こるんだ?と静まります。

特別な豆電球を持ったおじさんが街の上を歩きます。

「光は塔や煙突がすきなんだ」と、
塔の中に豆電球をいれるおじさん。


すると、どうでしょう!
光と影がぶわっと広がって、
大きくなったり小さくなったりします。


豆電球が塔の中へ入れば入るほど影は大きく、
出せば出すほど光が大きくなっていきます。
 

光と影の幻想的な風景にこどもたちはうっとり♡
「わぁー!」っという歓声に一体感がありました。


次はピラミッドの周りを電球がくるくる回ります。
すると、大きな三角の影もくるくるくる~っと
辺りをまわります。

まるで会場が万華鏡になったように
光と影が動き、素敵な空間が広がっていました。

楽しいつみ木広場も終わりに近づいてきました。

「僕はね、つみ木を”壊す”って言いたくないんだ。
だって壊すっていうのは暴力だからねぇ。
つみ木さんが悲しくなる、、、。

そこでね、良い言葉を見つけたよ。
『崩す』、、、壊すと崩すは違うんだよ。

つみ木さんにありがとうと言いながら崩そうよ。
抱きしめてあげるとつみ木たちが喜ぶよ。」

おじさんがそう伝えると、子どもたちは
自分の作品を抱きしめながら崩していきました。