狭いところってなんだか落ち着く~
2023.11.02
狭いところに入るのが好きな子どもって多いですよね。
園庭でもタイヤの中に入って遊ぶ姿がよく見られます。
今日はうさぎ組(1歳児)さんが中に入って遊んでいました。
途中で「僕も入りた~い」とお友達もやってきました。
一旦入ったのはいいものの「あれ、なんか狭いかも」
すると、途中からやってきた子は隣のタイヤへ移動し、
「こっちもあいてた~」と報告していました。
1人ずつ使うと丁度いい広さを体験したんですね。
遊びを通してこども自身が「広い/狭い」などの概念を感じる体験を大切にしています。
それにしても、”狭い”と感じて、自ら”広い場所”へ移動するなんて賢いですね~!
1歳児さんでも遊びを通して思考力が育っていることが分かります。
「狭い/広い」の体験以外に、
「重い/軽い」「長い/短い」「大きい/小さい」「高い/低い」などの体験があります。
これらの感覚を遊びの中で体験すると、
数量感覚が豊かに育まれ、小学校で算数や理科で役立ちます。
保育士は子どもが数量の感覚を知るための環境構成をしたり、
「狭いね」「重いね」「長いね」などの言葉を応答的に使うようにしています。
「乳幼児期の遊びは学び」
まさに遊びを通して様々な概念を体験しているんですね。
いっぱい遊んで「生きる力」を育む子どもたちを応援できる大人でいたいですね!
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