にじ組（５歳児）のOさんが
ルービックキューブを作っていました。

白紙に色鉛筆で線を引いて、はさみで切っています。
１個目は三角形で空洞ができてしまいました。

２個、３個と試行錯誤して作りますが
なかなか三角から抜け出せません。


空洞部分に別の紙を貼りつけて
ルービックキューブをじーっと見つめていました。


しばらくするとインスピレーションが湧いたようで
「これならサイコロも作れるなぁ！」と
また紙とペンを握りしめて試行錯誤を再開しました。

そして遂に自力でこの形に辿り着きました！

これなら１発で立体の四角形ができます。
いやー、素晴らしい！！

立方体の展開図は１１種類あるそうです。
その内の1つに辿り着いたOさん素晴らしいですね。

どうやっても三角形にしかならず、
うまくいかない時に諦めるのではなく
じーっと見つめて観察して思考力を働かせた経験は
この先の未来で必ず力になると思います。


なんでだろう？どうして？
どうやったらうまくいくのかな？
非認知能力（諦めない心や、考え工夫する力）が
育っている姿を見てとても感動しました。

Oさんが完成させたサイコロを見て
同じクラスのAさんは「それならすごろくもいるね」
と言ってすごろくの製作をはじめました。


協同する遊びの中に
大人になってからも生きてくる大切な力が
たくさん詰まっていますね。

こどもにとっての遊びは学びとよく言いますね。
大人が思っている以上にこどもたちは
様々なことに悩み、ひらめき、行動しています。


出来上がったサイコロとすごろくを使って
遊んでいる様子





.