大人からこどもへの橋渡し
2023.10.25
(10/18ブログの続き...「お友達の力ってすごい」)
まだの方は ↑ こちらからお読みください.
”今度は僕も持っていきたーい”と、お友達にお茶のデリバリーを始めたHさん。
デリバリー先はYちゃんです。探していますがなかなか見つけきれません。
困ったHさんは、同い年のKさんにバトンパスしました。
「Yちゃんどこにいるかな~」
キョロキョロ探しているとタイヤ橋で遊んでいるYちゃんを見つけました。
Yちゃんいたいた~!お茶どうぞ。
Kさんが運んでくれたお茶をゴクゴク飲みました。
Yちゃんが飲んだコップを受け取ったKさん。
じっとコップの中を見つめて「もう少し残ってるから飲んで」と言いました。
(あら?なんだかデジャブかも.笑)
Yちゃんはもういらないようで、
Kさんを横目にタイヤ橋をとことこ渡っていきました。
コップを返しに来たKさんは保育士に、
「少し残ってるけどもう飲まないって」と報告してくれました。
一部始終を見守っていた保育士さんは
Kさんからの報告を温かい表情で受け取っていました。
これまで保育士は水分補給が少ない子どもたちに、
「もうちょっと飲もう」と声をかけていました。
子ども達は、これまで自分が言われてきた言葉や関わり方をお友達にも行います。
丁寧な関わりや言葉の中で育った子どもは、お友達にも優しく接します。
風のうたの子ども達は本当に優しくて温かいです。
これからも愛情たっぷりの保護者の皆様と、
園での温かな見守りの中で、一緒に子ども達の成長をサポートしていけたらと思います。
大人からこどもへの橋渡しが始まっているな~と発達を感じた保育士一同でした。
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