園で欠かせない水分補給タイム。
飲み忘れがないように毎日のリズムに組み込まれています。

１歳児のHさん、近頃水分量が少なめです。
保育士は一生懸命声をかけますが、なかなか飲んでくれません。

それなら試しに、と保育士さん。
お友達の力を借りてみることにしました。


同い年の女の子がお茶を持っていくと、流れで受け取ってしまうHさん。


”仕方ない”と言わんばかりの表情でチョビッと一口飲みました。




「ぼくのんだよー」と近くのRくんに見せると、
「まだ残ってるからもうちょっと飲んで」と言われてしましました。(笑)
　



またまた”仕方ない”という表情でRくんを見つめながらグイッと全部飲みました。
　


お友達の力ってすごいですね。
大人に言われると嫌なことも、
お友達に言われると”やってみようかな”、という気持ちになる。


社会性が育っている証拠ですね。
「大人からこどもへの関り」だった世界から、「子ども同士の世界」へと広がっています。


１歳児半を過ぎたあたりから、子ども同士の関りが増えてきます。
対人関係のあれこれがどんどんグングン伸びていきますよ。


子ども同士の世界の中で遊びを通してルールや工夫を手に入れていくこどもたち。
大人であるわたしたちは、その世界をそっと見守り、こどもだけでは対処しきれない大きな問題が来た時にいつでも助けてあげられる守り人でありたいですね。


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