2022.06.17
かんがるー組(2歳児)のHさんがズボン履きに戸惑っていると、
近くにいたSさんが手伝ってくれました。
Sさんの手伝い方がとても素敵でブログにしたいと思ったのです。
ズボン履きに苦戦するHちゃんを見かけると、Sさんは「手伝う?」と声をかけました。
そして、すべて履かせてしまうのではなく、ズボンを途中まであげて、
最後の仕上げはHさんが自分で履ききれるように関わっていたのです!
なんて絶妙な関わり方なんでしょう!
これぞ風のうたが大切にしている主体性保育、「子ども同士の関り」の醍醐味ですね。
この姿から、人格的知性が育っていることが分かります。
Sさんが保護者や保育士、周りのお友達からやってもらったことが心の栄養として積み重なり、
次は自分がほかの人を手伝う時期に来たんだなぁ、としみじみ感動しました。
人の優しさで成長する姿を目の当たりにすると元気がでてきますね。
2歳児では自分(自立心)と他者との関係(社会性)がぐん!と育まれる時期です。
大人になってからも重要な力の基盤を遊びや生活、環境を通して育っていきます。