読み書きの土台を育む環境
2023.12.15
読み書きのはじまりってなんだと思いますか?
風のうたでは、読み書きのはじまりは
「物語(絵本)をすきになる」事からだと思っています。
絵本の読み聞かせを乳児期にうんと行います。
「もう一回読んで」にたくさん付き合います。
集団でも読み聞かせするし、個別でも読み聞かせます。
絵本がだいすきになった子どもは
たくさんの物語と出会います。
そして、幼児期になると字に興味を抱くのです。
「お気に入りの絵本を自分で読んでみたいなぁ」
「この絵本にはなんて書いてあるんだろう?」
「これってなんて読むの?」
そしてある日、
「あ、る、と、こ、ろ、に、お、じ、い、さ」と
”文字”を読むようになります。
”文字”をよめるようになっても
音節を繋げて読む”文章”にはならないので、
幼児期でも絵本の読み聞かせを大切にしています。
それから、「字を書く」のは
手を動かすことですから、随意筋が必要です。
随意筋(ずいいきん)とは.....
自らの意志で動かせる筋肉のこと。
自分の意志で動かせない筋肉(例えば心臓)を
不随意筋(ふずいいきん)といいます。
ひらがなは斜めの線が多いので、
自分の動かしたいところに線が引ける随意筋が
必要になるわけです。
三角を模写できる頃が文字を書くことを教える
敏感期だと言われています。
三角の形をみて真似して描くことができるように
なるのは5歳ごろといわれます。
(3歳)
(4歳)
(5歳)
また、5歳児は発達上、左右を逆にした
鏡文字を書く子どもが多くいます。
正確な模倣は6歳児以降だといわれています。
東洋大学の高山静子さんは
「文字の読み書きは、保護者の関心が高いもの。
2,3歳の時期から文字を教えてほしいと要望する
保護者もいます。
しかし学習は、
子どもが興味や関心を持ったときに
教えることが最も効果的です。
図形や文字に興味や関心を持ち始めるのは、
自然な発達では知識欲の時代と呼ばれる
4歳児以降です。
1,2歳児で関心を持つ子どもはむしろ心配です。
読み書きは、子どもが『先生教えて』と
来たときに教えます。
その場合は、正しい筆順で正確な文字を教えます。
一度誤って覚えた文字を小学校で修正するのは、
覚えることの何倍もの時間がかかります」と、
言っています。(参照:学びを支える保育環境づくり)
風のうた保育園では
一斉にこどもたちへ文字を教えることはしません。
太字にも記されているように、
こどもが興味や関心を持ったときがタイミングだと
思っています。
興味や関心を引き出すための種まきを
遊びや生活を通して行っています。
読み書きの土台を育む環境は
乳児期から始まっていますね~!
たくさん絵本を読み聞かせして、
たくさんお絵描きや指先遊びをすると
様々な嬉しい成長が待っていますよ(*^^*)
是非、ご家庭でもお絵描きや
絵本の読み聞かせタイムを取り入れてみてくださいね~!
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風のうたでは、読み書きのはじまりは
「物語(絵本)をすきになる」事からだと思っています。
絵本の読み聞かせを乳児期にうんと行います。
「もう一回読んで」にたくさん付き合います。
集団でも読み聞かせするし、個別でも読み聞かせます。
絵本がだいすきになった子どもは
たくさんの物語と出会います。
そして、幼児期になると字に興味を抱くのです。
「お気に入りの絵本を自分で読んでみたいなぁ」
「この絵本にはなんて書いてあるんだろう?」
「これってなんて読むの?」
そしてある日、
「あ、る、と、こ、ろ、に、お、じ、い、さ」と
”文字”を読むようになります。
”文字”をよめるようになっても
音節を繋げて読む”文章”にはならないので、
幼児期でも絵本の読み聞かせを大切にしています。
それから、「字を書く」のは
手を動かすことですから、随意筋が必要です。
随意筋(ずいいきん)とは.....
自らの意志で動かせる筋肉のこと。
自分の意志で動かせない筋肉(例えば心臓)を
不随意筋(ふずいいきん)といいます。
ひらがなは斜めの線が多いので、
自分の動かしたいところに線が引ける随意筋が
必要になるわけです。
三角を模写できる頃が文字を書くことを教える
敏感期だと言われています。
三角の形をみて真似して描くことができるように
なるのは5歳ごろといわれます。
(3歳)
(4歳)
(5歳)
また、5歳児は発達上、左右を逆にした
鏡文字を書く子どもが多くいます。
正確な模倣は6歳児以降だといわれています。
東洋大学の高山静子さんは
「文字の読み書きは、保護者の関心が高いもの。
2,3歳の時期から文字を教えてほしいと要望する
保護者もいます。
しかし学習は、
子どもが興味や関心を持ったときに
教えることが最も効果的です。
図形や文字に興味や関心を持ち始めるのは、
自然な発達では知識欲の時代と呼ばれる
4歳児以降です。
1,2歳児で関心を持つ子どもはむしろ心配です。
読み書きは、子どもが『先生教えて』と
来たときに教えます。
その場合は、正しい筆順で正確な文字を教えます。
一度誤って覚えた文字を小学校で修正するのは、
覚えることの何倍もの時間がかかります」と、
言っています。(参照:学びを支える保育環境づくり)
風のうた保育園では
一斉にこどもたちへ文字を教えることはしません。
太字にも記されているように、
こどもが興味や関心を持ったときがタイミングだと
思っています。
興味や関心を引き出すための種まきを
遊びや生活を通して行っています。
読み書きの土台を育む環境は
乳児期から始まっていますね~!
たくさん絵本を読み聞かせして、
たくさんお絵描きや指先遊びをすると
様々な嬉しい成長が待っていますよ(*^^*)
是非、ご家庭でもお絵描きや
絵本の読み聞かせタイムを取り入れてみてくださいね~!
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